光るセンスで迎える“輝きホワイトデー” 何を?どこで?いくら?より、もっと重要なこと。
ホワイトデーには究極なセンスが現れるという。
人柄、性格、本音がまる見えとなる、と。恋愛中のお二人は良いとして、注目すべきは、『義理ホワイト』と『フレンドホワイト』会社、職場、取引相手やグループ内関係者での、いわゆる 「知り合いへのお返し方」 こそ重要。単にお返しと軽んずるなかれ。 礼義・マナーから、カッコよさまで、幅広く見られている!グッドセンスなホワイトデーとは??? 女子目線を中心にまとめてみると・・・。
年齢は関係ない。今や軽く見れない「フレンド・ホワイトデー」
遠い昔はキャンディーやマシュマロのお返しが定番だったホワイトデー、この起源はお菓子屋さん業界の発案によります。 歴史も浅く40年ほどで、定着してからはまだまだ30年くらいのものです。 20~30代の方には多少馴染みがありつつも、何となく 「ちょっとしたお返し感」 が否めないものでしょう。 40代、特に40後半以上の方々にとっては意識が薄く、見過ごされがちです。お中元やお歳暮は欠かさないのに、何故、ホワイトデーは軽く見てしまうのか? 上司や取引先は重要で、職場の人達はそうでない、と映ってしまうかもしれません。
ビジネスマンはメールの返事や書類リプライには常に気を使います。 なのに、ちょっと気を許しがちなホワイトデーが、逆に女子目線からすればとても重要な位置を占めるイベントですから、その温度差、意識差が結構大きいもの。 誰でもが気をつける時は当然ですから、多くの人が意識差を持ちがちなこの日・3月14日を 「チャンス」 と見てはいかがでしょう。 ちょっとした時、こそ、最も重要です。
ここで問題! 「あなたなら、どうする? 何を選ぶ??」
【問1】
『バレンターンデーに職場の女子からチョコレートを頂きました。さてホワイトデー、あなたならどうする?』 ・・・※ 頂いたのはおそらく100~300円相当、女子の年齢(年上年下)は関係ないとし、チョコレートは恋愛感情抜きの義理・知り合い・知人としての好意の範囲とします。
① ほぼ同額のものをお返しする。
② 「気持ち」とばかりに、個装キャンデーあたりで済ます。
③ 「半額返し」、と50~200円程度のものを選ぶ。
④ 500円以上のものは選ぶようにする。
⑤ かなり高額なものを選ぶようにする。
⑥ 気前よく、皆をランチに誘う。
⑦ 大見栄きって、夕食会を開く。
⑧ 複数いるので、まとめてたくさん入っているお菓子を選び「皆さんでどうぞ」。
⑨ 普段、お世話になっている度合い(親しみ度)によって、ものや値段を変える。
⑩ 物ではなく、行為や言葉、手作りのちょっとした何か、でお返しする。
⑪ 大袋入りのものを買い、小分けにして一人一人に渡す。(自前ラッピングあり)
⑫ メール、facebook等で、デザインド・メッセージを贈る。
⑬ 「いやあ、お小遣いなくて・・ハハ」などと苦笑しながら言い訳をして廻る。
⑭ とぼける。「えっ?今日だっけ?」などとしまった顔をする。
⑮ 職場のホワイトデー雰囲気にも加わらず、沈黙し静かな無視を決め込む。
⑯ この日を一日外出(当然のこと直行直帰)や数日出張にあて、ほとぼりが冷めてから帰社。
⑰ 当日は見送り、後日渡しにする。(過ぎれば半額セール等を応用できるメリットあり。)
⑱ 当日帰宅後、娘がもらって来た中で「いらない」というものを貰い、翌日遅れた言い訳をしながら渡す。
⑲ あえてホワイトデーは見送り、後日別の機会を狙って、しっかり御返し。(ある意味目立つ。)
⑳ ただ、ただ、お返ししない。
・・・さて、どうしましょうか?
誰でも重く受けとめる頂き物には、しっかりとお返しします。 しかしホワイトデーはバレンタインチョコレートへのお返し。 そこで気を緩めるか? ビシッと決めるか? こういう時こそ、本音・人柄が現れたり・・・。
見られている、試されている、「ホワイトデー」。 『その人』がありありと映し出される。
単にホワイトデーと言えども、数多くのアクションに分かれます。 つまりは、その『行為』に 『その人』 が現れると言えましょう。 性格や価値観がクッキリと映し出される、と言っても過言ではないでしょう。 ちなみに前項のこの回答、全てが実例です。 中には、「休憩時間を使って、自分の得意な手品を披露して、お返しとした。」という人も実在しました。 お義理の拍手と失笑を頂戴した事は言うまでもありませんが、当人曰く、女房から貰うお小遣いもわずかなので仕方がない、との事。涙ぐましい工夫、いじらしい知恵と言えます。 しかし、もう少しの工夫があれば、もっと良いお返しができたのではないでしょうか。
そもそも『御返し』は、相手への感謝を込めることが第一。 「自分ができること」ではなく、『相手への気持ち』が大切な訳ですから、お返しを貰う相手の立場になって、喜ぶこと、嬉しいこと、は何だろうか? を考えてみる。 つまりは、相手目線から見ることができることが大事になります。 単なるホワイトデーのお返しさえも、『相手の気持ちを考えて行動する』ことができる人は、もっと重要な職務は勿論のこと、あらゆる行為行動が、その高く温かい意識で取り組める人となる訳です。 そして、周りの人達はそう見て評価することになります。 特に女性は感性も感受精も鋭く、とても心豊かです。
限られた予算、評判も気になる・・・。 そこで、【ホワイトデーちょい工夫】を考えてみる!
諸説アンケートによると女性の多くは「どのくらいの値段か?」を最も注目すると言われています。 高価なお返しが出来るのであれば言うことなし、ということでしょうか。 しかしこの不景気真っ只中、わずかな小遣いでどうしたら・・・。 いざ売り場に行くと、どれにしようか、どうしようか、迷うもの。 しかもその迷いはまず値段が関係してくるのも事実です。 ついつい値段構成で決めてしまいがちになってしまうのも、これまた人情と言いましょうか。 例えば200円、300円、500円、800円、1000円の5種類があれば、まず最安値の200円と最高額の1000円を避ける向きが多いものです。たいがいの場合、ミドルレンジ(この場合3種)の中から選ぶことになります。あとは、①自分のお財布との相談(近々の他出費もあり)、②相手からの頂き物と比べ、③これで許されそうか?を考え、④一応見栄えも気にしつつ、⑤総額を計算して、決める事になりましょう。
【ここでちょっと考察!その1】
①は当然重要ですが、②は注意が必要です。 気づかぬうちに、もう既に 「相手がどうしてくれたから、こちらとしてはどうするか。」という思考が働き始まり、言わばギブアンドテイク。 これは、ごく最低限のことは押さえられても、効果性やポイントアップにはつながらず、むしろ、最低限・最小限の行為は、仕事で例えれば 『とりあえず遅刻も欠席もなく出社しています。』的なもの。 基準は満たしているが、それ以上は???・・・の表れ。 落とし穴の始まりになりかねないので、要注意です。
【考察!その2】
判りやすいポイントが③。 これで「許されそうか?」という発想よりも、「喜んでもらえるかな?」「自分だったら嬉しいだろうか?」と思い浮かべることがお勧め。 「気持ち」は結構あらわれるもの、見えないようで、相手には意外と伝わってしまうものです。 ④の見栄えでもそうですが、有名ブランドならいけるだろう、というだけの発想は一次発想止まりで要注意。 例えばコンビニにある、「有名ホテルもの」。 感性も豊か、まして、情報に早い女性方々は一瞬で、これはどこで買ったか、幾らするのか、判ります。 有名ホテルものなのだから一見見栄えが良いと思っても、購入したのは所詮コンビニ。 「あぁ、私へのホワイトデーはファミマね。」 たとえちょっと値を張って頑張っても、折角の行為がすべってしまうことも。
【考察!その3】
⑤の総額を気にするということは①の財布の現状と関係して、大変重要なことではあります。 しかし、そもそも、その総額=総予算をどう決めたか?が大きなカギになります。 たいがいの場合、今あるお小遣いからすると・・・で考えがちですが一番良いのは、『事前に十分な予算をとっておくこと』。 つまり、前々から貯めておく事によって、より良いホワイトデー実行ができます。 聞けば簡単そうに見えても意外と実行する人は少ないもので、普段からお小遣いが少ない方には、非常にお勧めな前向き作戦なのです。 前もって準備をする=準備と計画の心得のあるビジネスマン、と言っていいでしょう。 そもそも『予算』についての概念が、その場の保有状況次第ではなく、先を見通した計画から準備をすることですから、ホワイトデーひとつにもこのセンスが光る人は、何に対してもビジネスセンス◎。 会社経営なら『予算思考』は当然と思っても、「たかがホワイトデー」にはほとんど発想されないのが実情です。 その中にあって、『ホワイトデーさえも準備を万端にする』 というセンスは、ひときわ輝きます。 10人いたら7~8人がするであろう事を追いかけるのではなく、一歩も二歩も先へと駈けるリードオフタイプを目指す方にお勧めです。
『お勧め』をまとめると・・・ ①準備万端なお財布状況のもとに、 ②バレンタインデーで頂いた時の相手の事を思い起こし、 ③どうしたら喜んでもらえるかな、嬉しいと思ってもらえるかな、と思い、 ④見栄えはとても大事なので華やかに、 ⑤事前にしっかりと準備した予算で、 ホワイトデーに臨む!
ケチってはいけないホワイトデー。 倍返し? いえいえ、3倍返し! なぜなら・・・。
ここでもう少し、予算について掘り下げてみます。
20人にお返しをする、として、一人あたり300円としたなら、総額で6000円。 お小遣いにもよりますが、少なくない予算かもしれません。 もう少し増やそうかな、減らそうかな、あれこれ思考がグルグルしましょう。 50円アップで合計7000円、100円アップで8000円かあ。 50円減らせば5000円で逆に1000円セーブか・・・。 う~~ん・・・。セ切実ですから、非常に重要なことですね。
ここでのお勧めは、ナント3倍の発想。
もし元々300円位を想定していたならば、思い切って、一人あたり1000円、場合によっては1500円くらいのものを思い切ってみます。 ひとりに1000円でも合計20000円、1500円なら計30000円ですから、超大型予算です。 考えられん!!! ・・・と声が聞こえそうですが、この発想、意外にも意味を持ちます。 そこで、またちょっと考察。
たかがホワイトデー、お返しごときに2~30000円も?という見方の一方、これほどのチャンスは滅多にないという見方をしてみます。 職場であれば、普段から何かと助けてもらったり、気を遣って頂いたり、目に見えないサポートを受けている事が実は非常に多いのです。 皆が忙しい中、率先して電話を受けているヒト。 何かついでに用事を頼まれてくれるヒト。 お茶くみ係なんて決まっていないのに、良かったらどうぞ、としてくれるヒト。 「今日の課長、少し機嫌が悪いからチョイ注意ネ!」などと、チョイアドバイスをくれたり、「それを買うなら、あのデパートがお勧めヨ」「このサイト役に立ちそうヨ、暇な時でも見てみたら?」 といったほのかながらお役立ち情報を教えてくれたり・・・。 よくよく思いなおしてみると、職場や仲間の女性陣にはとても多くの『お助け』をされ、大きな『価値』をもたらして頂いているものです。 何かと疎い男性の劣る所を、世の女性には助けられている訳です。 にもかかわらず、丁寧な感謝を示すことも怠りがちになってしまったり、お礼をしたいと思っても、なかなかきっかけもなく、ついつい日々が過ぎていきます。 よくみてみると一年間を通して、『そんな御礼をできる時』は、そうそうないのですね。
ホワイトデーは、一年に一度のチャンス。 普段、日頃のありがとうを込めて形にして『お返し』できる絶好の機会! そう見ることもできます。 バレンタインデーでお義理を頂いたからお返しするのではなく、一年間のそれまでの『ありがとう』を、たまにはドン!と贈ってみる日、そう思ってもバチは当たりません。 予算をかけてドーン!とお返ししても、シャイに照れたり遠慮がちな人は居ても、怒る人はいないでしょう。 しかも、その心づかいと心意気が、自分の身についていく『センス』となるのです。
まとめ。 これなら俺にもできそうだゾ、ホワイトデー大作戦・心得!
日本では定着してきたホワイトデー、欧米ではさほどでないものの、それはバレンタインデーが双方であり、お互いに思いを掛け合う文化ならでは。 ではバレンタインに女性からの一方通行を頂いた日本では、ひと月後、今度はちゃんと女性に心をこめてをお返しする紳士でありたいものですね。
1. 多少でも豊な予算で。
2. いくらだったか?も気になるが、どこで買ったか?も気になるもの。
3. ベタながら、表参道ヒルズ、赤坂ミッドシティ等で購入もアリ。
4. ホテルブランドなら、いっそのこと直接ホテルへ行ってみよう。
5. バレンタインデーで貰ってないけれど、『普段からありがとうの意味でお渡し』 も大いにアリ!
6. ひと言を添えてみる。
財布ばかり見つめて頭であれこれ練った作戦より、相手が喜ぶことを思い浮かべての気持ちがある方が、より素晴らしいホワイトデー大作戦となるのではないでしょうか。 ありがとうを添えて、などとは本当に月並みなのですが、その月並みさゆえに気がつかないうちに雑になっていることも多いようです。 今の時代、形骸化した名ばかりの=本当に大切にしたい配慮や気持ち、を最重要視していくのが何よりもの光るセンスとなりましょう。
バレンタインデーやホワイトデーの雰囲気でにぎわう職場は、お仕事も良く、業績の向上がみられます。 逆に、仕事や職務に関係なしと、ヒッソリとしてしまうようなら、仕事も伸びないでしょう。そういった職場は活気を絶って行きます。中高年管理職の方々も是非、一緒になってワイワイやってみては? 職場の士気がより一層盛り上がる、お勧めです。
是非、気持ちが行き交う、楽しいホワイトデーを!
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